四国タオル工業組合
代表理事 藤高豊文 氏



100年以上の歴史をもつ「今治タオル」。中国製タオルが国内の8割を占める中で、今治タオルは、1割以上のシェアを誇っています(年商194億円 2005年度)。長い歴史の中で培われた高度な技術によって、クオリティの高い商品を世に送り続けています。そして、付加価値を求める本物志向のお客様に支持され、その品質は世界的な評価を受けています。しかし、その一方で、タオル産地としての「今治」の認知度は2割にも満たないのが実情です。

このような状況を受け、国の事業として行われている「JAPANブランド育成支援事業」の一環として、2006年6月に「今治タオルプロジェクト」がスタートしました。すでに、メディアプロモーション、展示会、新商品開発、タオルソムリエ資格試験制度など、地域ブランド力を高めるための様々な事業が展開されて、話題を呼んでいます。

このプロジェクトでは、ブランディングプロジェクト・クリエイティブディレクターとして、アートディレクターの佐藤可士和氏を起用し大きな話題となりました。佐藤氏は、キリン、NTTドコモ、ユニクロをはじめとする大手企業の広告デザイン、商品デザイン、クリエイティブディレクションなどで数多くの実績を上げ、SMAPのCDジャケットのデザインなどでも有名です。その佐藤氏が、はじめて手掛けた地域ブランドが今治タオルです。

2008年12月の地域ブランド研究会の例会は、四国タオル工業組合代表理事 藤高豊文氏をお招きし、「今治タオルプロジェクト」の取り組みについてお話しを頂きました。


【ご参考】  
 ・四国タオル工業組合 http://www.stia.jp
 ・株式会社藤高 http://www.fujitaka.co.jp
 ・今治タオルオフィシャルサイト  http://www.imabaritowel.jp
 ・JAPANブランド http://www.japanbrand.net
 ・佐藤可士和氏 (株式会社サムライ) http://kashiwasato.com


講演者
 四国タオル工業組合 代表理事 藤高豊文 氏
  (株式会社藤高 代表取締役)
テーマ
 「今治タオルプロジェクト」歴史と伝統。新たなる挑戦
主催
 地域ブランド研究会・地域ブランド戦略研究所
日時
 2008年12月19日(金曜日) 午後6時半〜午後8時半
場所
 神戸市産業振興センター9階 ※アクセス
定員
 35名様 (会場の関係により先着35名様です)
参加費
 研究会(会場費として 1名様 1,000円) ・ 懇親会(実費・参加自由)
申し込み
 e-mailにてお申し込み下さい → kenkyukai@chiikibrand.net