株式会社伍魚福 代表取締役社長の山中 勧 氏をお迎えし、御社で取り組まれているビジネスの展開を通して、企業における地域ブランド戦略についてご講演頂きました。
株式会社伍魚福は、昭和30年より「酒の肴」としての味にこだわった珍味(おつまみ)の商品企画・開発と販路の拡大によって成長している企業です。
特に御社の登録商標であるいかなごの「くぎ煮」や「有馬煮」など数々の商品が神戸の特産品として脚光を浴びています。
同社は、神戸発の信頼される商品/ブランドを通して「おいしさ」を発信するグルメファッション企業を目指されており、ものづくりや企画力、商品の品質(食の安全)や産地等についてのお考えを伺いながら、地域ブランド育成の取り組みについて議論を深めました。
講演概要は以下の通りです。
1.伍魚福の会社概要とビジネスモデル
・経営理念・経営革新のあゆみ
・ファブレスの食品メーカーとして
・伍魚福のテーマ「エンターテイニング」について
2.伍魚福と「地域ブランド」のかかわり
・いかなごの「くぎ煮」(登録商標)育成の取組
・地域ブランドとしての「くぎ煮」を育成するための課題
・その他地域関連商材「明石だこ」・「神戸牛」
・地域資源活用認定
・地元企業とのかかわり
・行政とのかかわり
(神戸セレクション・デザインルネッサンス神戸プロジェクト)
3.伍魚福と「家飲み」提案
・消費者視点での「家飲み」コーナー提案
・今後の取組について
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