流通科学大学 サービス産業学部 観光学科 教授 小久保 恵三 先生
人気の観光地、有名観光地といった形容で、われわれは観光地をブランド化して捉えています。シーズンのオン・オフや、その他の突発的な要因によって変動こそあるものの、観光地の選択について、ある程度はブランドに依拠しており、観光地への旅行はそれぞれに値頃感を形成し、販売され、購入されています。 しかしながら、観光地の場合、車やテレビといった製品ほどにはブランドの根拠が見えません。信頼できる旅行業者の扱いだから...というような判断で代替される場合もあります。 今回のご講演は、このような観光地のプランドをどの様に判断するか、その方法論についての統計的な試みについて取り上げて頂きました。