生命保険営業のトップセールスマンが利用している「物語」について議論します。このスキルは商品やブランドを売り込むためのヒントになると考えられます。
消費者に「欲しい」と言わせるセールストークは、どのように展開されているのか。そのプロセスを丁寧に分析し、消費欲望のメカニズムの解明を試みます。
営業マンと消費者が、「売り手・買い手」という関係性にならなように配慮し、「補助者と主人公」という物語のプログラムを作動させることで消費欲望をかきたてるというメカニズムを解説して頂きます。
御著『セールスインタラクション』で提起した問題を、ブランドのプロモーションという文脈で捉えなおし、物語を用いたプロモーション戦略の可能性について考察して頂く予定です。
※ご参考
田村直樹著
『セールスインタラクション』碩学舎(発行)・中央経済社(発売)
http://www.sekigakusha.com/sales_interaction.html
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