地域ブランド研究会 (毎月開催)

■第55回
講演者:

菊正宗酒造株式会社 代表取締役・和食普及研究会 代表幹事
嘉納 毅人 氏

テーマ:
日本の伝統的な和食ブランド戦略 〜ユネスコの世界文化遺産登録を受けて〜
日時:
平成26年10月17日 18:30 〜20:30

ユネスコの無形文化遺産に伝統的な和食が登録され、日本ブランドの国際的な評価を高めるチャンスが到来しています。しかし、登録されても本当の意味で「ブランド」にするにはいくつもの課題があります。その中でも、やはり日本人にとって和食とその価値を理解することが何よりも重要であり、日本のブランド力に日本人が自信を深めるチャンスとなっていると言えます。今回ご講演して頂きます菊正宗酒造株式会社代表取締役の嘉納氏は本業の清酒製造・販売だけでなく世界文化遺産に登録される29年前から和食の普及に尽力されて来られました。特に、郷土料理は地域の誇りで、地域の自慢であり、地域の歴史、文化に根ざした強みであり、地域発展の原動力となると考えておられます。この郷土料理の復活こそ地域の活性化や郷土愛に通じる、まさに貴重な地域ブランドであります。今回の地域ブランド研究会では、伝統的な和食に焦点を当て、和食普及の取り組みから和食が持つ奥ゆかしい日本文化を活用する工夫に至るまで様々な観点からご講演頂く予定です。

○ご参考
和食普及研究会
菊正宗